公社だより

第2回定時社員総会開催される(2015年06月)

  去る6月5日(金)、福島市「ふくしま中町会館」において、ふくしま緑の森づくり公社の第2回定時社員総会が開催されました。まず、鈴木正晃理事長より、「緑の森づくり新生プランに基づいた更なる経営改善に努めながら、当公社に求められている役割を果たし、緑豊かな森林を次世代に引き継いでいけるよう、役職員一丸となって全力で取り組んで参ります。」と挨拶がありました。
 また、来賓を代表して、日本政策金融公庫仙台支店農林水産事業統括の三村嘉宏様からご祝辞をいただき、三島町の矢澤源成町長を議長に選出して議事に入り、平成26年度の事業報告及び決算の承認、平成27年度の賦課金の徴収、役員(理事)の選任など合計5議案について審議され、原案どおり承認されました。



総会の様子

 
 
  平成26年度においては、経営改善に向けた様々な取組をしっかりと進め、計画目標達成に向けて計画的・効率的な執行に努めながら経費削減に努め、林業関係団体等との連携を図りながら健全な森林づくりに取り組んで参りました。

○ 主な事業実績について、以下のとおり報告が行われました。
「①効率的な森林整備と森林再生への取組」については
保育間伐を中心とした施業の重点化を図り、森林の再生に向けて市町村等と連携をしながら造林地の整備を進めました。

「②木材生産販売対策の推進」については
木材市場での委託販売など、積極的な木材販売に取り組んだ結果、販売額が目標を上回る約2,465万円となりました。

「③分収造林契約変更の推進」については
「分収割合の変更」は進捗率が65.7%に留まったものの、「契約期間の延長」の進捗率は84.6%となりました。

「④普及・啓発活動の展開」については
林業労働安全や森林林業の普及啓発、素材生産・労働安全研修会を開催しました。
 
 平成27年度は、保育事業では、間伐を中心に800haの森林の整備や、12,800mの作業路開設・補修など約3億7,600万円の事業を実施することとしております。
 引き続き、森林整備を通じて森林の再生や森林の公益的機能の増進に全力で取り組んで参りますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 
第3回理事会で役員の改選が行われました。

  総会終了後、鈴木理事長の辞任に伴う第3回理事会が開かれ、理事長に畠利行副知事、副理事長に秋元公夫福島県森林組合連合会代表理事会長が選出されました。
 
○ 第2回定時社員総会議案等

  ①議案第1号  平成26年度事業報告及び決算の承認について
  ②議案第2号  平成27年度賦課金の徴収について
  ③議案第3号  役員の選任について
  ④議案第4号  常勤役員報酬等額の総額について
  ⑤議案第5号  社団法人福島県林業公社業務方法書の一部改正について
  ⑥報告第1号  平成27年度事業計画・収支予算等について

  質疑の後、各議案等とも原案どおり可決(承認)されました。

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