第1回定時社員総会開催される(2014年06月)
去る6月5日(木)午前、福島市「杉妻会館3階 百合」において、ふくしま緑の森づくり公社の第1回定時社員総会が、社員数35団体のうち35団体の出席のうえ、開催されました。まず、村田文雄理事長より、「本年4月1日から公益社団法人へ移行し、「ふくしま緑の森づくり公社」として新たな一歩を踏み出したところであり、また、本県の森林再生に先導的な役割を果たすよう、役職員一丸となって全力で取り組んでまいります。」とあいさつがありました。
村田理事長あいさつ
また、来賓を代表して、日本政策金融公庫仙台支店農林水産事業統括の長瀬勝彦様からごあいさつをいただき、古殿町の岡部光徳町長を議長に選出して議事に入りました。
総会の様子
平成25年度においては、木材需要の低迷や木材価格の下落が続く厳しい状況に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、一部の造林地において施業を計画できないなどの影響が残っているものの、【改訂】第2次改善計画後期分期計画の目標達成に向け、計画的・効率的な執行に努めて、一定量の事業を行うとともに、経費削減に努めたこと等により、次期繰越収支差は実質的に約5,010万円となることが報告されました。
平成26年度事業計画・収支予算等について
平成26年度収支予算は、約3億4,300万円の分収造林事業を実施することとし、そのうち保育事業については、間伐を中心に900haの森林を整備する他、12,800mの作業路開設・補修を実施することとしております。
また、本総会においては、【改訂】第2次改善計画の後継となる新たな経営改善計画(緑の森づくり新生プラン)が報告されました。
新たな経営改善計画(緑の森づくり新生プラン)は、これまでの経営改善の取り組みと課題等を踏まえ、今後の公社の中期的な施策の基本的方向を明らかにするとともに、今後5年間に重点的に取り組む事項を定めたものであります。
当公社としましては、林業関係団体等との連携を図りながら、当該計画に基づき、本年度からスタートさせた経営改善計画(緑の森づくり新生プラン)を着実に実行し、経営改革を全力で推進し経営基盤の安定に努めるとともに、森林整備を通じて森林資源の培養と森林の有する公益的機能の増進に全力で取り組んで参りますので、今後とも御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
○ 第1回定時社員総会議案等
①議案第1号 平成25年度事業報告及び決算の承認について
②議案第2号 平成26年度賦課金の徴収について
③議案第3号 役員(理事)の選任について
④議案第4号 公益社団法人ふくしま緑の森づくり公社役員等の報酬等に関する規程の一部改正について
⑤議案第5号 常勤役員報酬等額の総額について
⑥報告第1号 平成26年度事業計画・収支予算等について
⑦報告第2号 社員総会の決議の省略について
⑧報告第3号 ふくしま緑の森づくり公社経営改善計画について
質疑の後、各議案等とも原案どおり可決(承認)されました。