第41回通常総会開催される(2008年05月)
去る5月28日(水)午前10時30分から、福島市「ホテル福島グリーンパレス」において、林業公社の第41回通常総会が開催されました。
まず、國井副理事長から、「最近の森林・林業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあるが、地球温暖化防止対策の一環として健全な森林の整備が期待されている。平成19年度は保育管理を中心に健全な森林整備に努め、間伐材の積極的な販売を図るともに、農林公庫資金の借換や繰上償還により利子負担の大幅な削減を図るなど、概ね計画どおり実施することができたが、分収割合の見直しについては、引き続き積極的に取り組んでいく必要があること」が報告され、関係各位と社員に対する感謝の意が述べられました。
また、今年度を経営安定化に向けた抜本的な経営改革の重要な年と位置づけ、公社自らと県の支援と土地所有者の協力との三位一体の公社改革実現に向けて積極的に取り組む考えが示されました。
副理事長挨拶の様子
次に、長年にわたり職務を精励された2名の職員に対し、副理事長より表彰状等を交付しました 。
続いて、来賓を代表して、福島県議会議長(福島県議会農林水産委員会委員長の太田光秋議員の代読)と、農林漁業金融公庫仙台支店の西山浩文支店長から祝辞をいただき、森林整備に関して公社への大きな期待が寄せられました。
永年勤続職員の表彰
その後、議長として只見町の小沼昇町長を選出して議事に入り、「平成19年度事業報告及び決算の承認について」、「平成20年度事業計画及び収支予算について」など4議案について原案とおり決定・承認がなされました。
平成20年度の公社事業では、事業量でで保育間伐で740haなど全体で1,786ha、事業費で4億8千7百万円の保育事業を行い、これまで造成してきた森林を適正に管理しながら、積極的な間伐材の販売による収入確保に努めるとともに、分収割合の契約変更については、戸別訪問等により土地所有者一人ひとりから理解と協力が得られるよう、県、市町村と連携を図りながら引き続き積極的に推進するなど、【改訂】第2次改善計画分期計画の着実な推進を図ることとしております。
審議の様子
今後とも、当公社の事業推進に当たり、県、市町村のご指導、ご支援をはじめ、社員各位、土地所有者各位並びに関係金融機関のご理解とご協力をを宜しくお願いいたします。